
私は、2024年4月にそれまで17年間勤めてきた企業を退職し、翌5月に当社を設立しました。社名に込めた想いは、企業理念で述べているとおりですので割愛します。
私の転機は35歳のときに仕事や環境の変化に伴うストレスで適応障害となり、会社を半年間休職したことです。その半年間で私に大きな影響を与えた書籍がありました。それは『7つの習慣』です。私はそれまで、如何に自分の人生を人任せにしてきたか、いわゆる他責思考で生きていたかを痛感し、改めて自分の人生の目的やゴールという20年、30年あるいは50年先に思いを馳せました。
私が社名を『持続可能計画研究所』とした背景には、社会においてこの持続可能性が機能していない箇所が散見されると感じたからです。その中には、人の働き方という側面もありますし、自然環境との付き合い方や法律なども含まれます。
私が大切だと考えることは、「全てを変えていく必要がある」ということではなく、現状を眺めて、自分の頭で考えること、そして今自分に何ができるのかと、現実と真摯に向き合うことです。
株式会社持続可能計画研究所は、建設と経営に関するコンサルティングサービスを主の事業として営んで参ります。志を大きく持つ一方で、「足るを知る」という言葉も大切です。今当社にできることは何か、まずは目の前の課題と向き合い、そして徐々に広げていきたいと考えています。
最後に、私が一番好きな言葉は、『急がば回れ』です。何事も基礎を固めること、基盤・インフラを築くことを大切にしています。私達の社会もこれまでの基盤・インフラの上に成り立っています。これからの時代の基盤創りの一助になれればこれほど嬉しいことはありません。 代表取締役 柴田謙吾
